2016年3月24日木曜日

SEPSIS-第三版


2016年勉強会 その9

SEPSIS-第三版


1992年に「SEPSIS=敗血症」が定義されてから20年以上が経過しましたが
SEPSISは今でもICUで難渋する症例です


そもそもSEPSISとは
感染症に由来する全身の炎症により
主要臓器のコントロールがつかない状態です(平たく言えば)


2001年の改訂を経て
昨年SEPSISの定義が第三版へ改訂されました


ここ20年でわかってきたこと、まだわからないことがいろいろありますが、
今回の改訂では
・感染症+全身炎症を少しでも疑う要素があれば、SEPSISとして早期に治療を開始する
そういった意図が見え隠れします


ICUでの難治性の疾病が早期の介入により改善し、
またよりよい治療法の発見がなされることがこれから期待されます


0 件のコメント:

コメントを投稿