2018年7月31日火曜日

KyotoCityHospital 7月の勉強会の記録

7月の勉強会の記録です

①気管分岐異常
気管分岐異常により片肺換気に難渋した症例の報告です



息を吸い込むための肺は左右に分かれており、
気管も左右の二叉に分かれているのが通常であるのですが



毎週のように呼吸器外科の手術をしていると、
図の様に右の上葉の気管支が手前から分岐している症例に出会います
注意深く術前CTを見ていたり術中気管支ファイバー所見で発見できるのですが
意外なところに落とし穴が、というところです

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②周術期のシバリング対策

手術中は麻酔&環境によって低体温になる
アミノ酸輸液の勉強会の続き・・・という位置づけです



寒いとき、体がブルブル震えて止まらない
・・・これをシバリングといって、
人間の体温管理の正常な反応です



手術後にも一定の頻度で震える方がいますが
酸素消費量の増加につながるため
いかにこれをコントロールするかも
麻酔科の腕の見せ所です

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③AS患者の麻酔

AS・・・大動脈弁狭窄症
心臓疾患の一つですが、AS患者さんの全身麻酔は
麻酔科的に非常に気を遣うところです

今回は実例を元に、若手向けの勉強会を行いました


2018年7月17日火曜日

KyotoCityHospital 7月の記録


麻酔科7月の行事?はペインクリニック学会です
当院でも院内紹介によるペインクリニック診療を実施しており
麻酔科から若干名学会参加いたしました


周術期における痛みのコントロールの手技を
手術に関わらず痛みを持つ患者さんへ提供できるよう
日々精進しております

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また、手術室とは直接的な関わりはありませんが、
緩和ケア科に「麻酔科専門医・ペインクリニック専門医・緩和医療専門医」の資格を持つ
新しい部長が赴任されております



皆様どうぞよろしくお願いします