2015年3月31日火曜日

3月のお菓子:その2

3月後半にいただいたおみやげはS.Dr.から小田原の”月のうさぎ”


粒の大きな栗がまるごとひとつ入った栗まんじゅうです

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ほかにも、3月に退職される外科のU.Dr.から、
退職のご挨拶ということでガトーフェスタハラダさんのラスクをいただきました


グーテデロワ・ホワイトチョコレート(右半分)と、
グーテデロワ・プレミアム(左半分)


プレミアムには金粉がちりばめられております
4月からは豊岡で、外科医としてますます腕を磨き輝く決意でしょうか

2015年3月30日月曜日

3月の勉強会:その2


3月後半の勉強会です

その4:肥満患者の麻酔 (K.Dr.)


基本的に、麻酔が不可能ということはありませんが
体重増加による影響として呼吸機能(人工呼吸)の問題と、
薬物の代謝の問題が考えられます。


とはいえ、どんな患者にも対応できるのが
”プロの麻酔科”です
リスクを十分説明した上でベストな麻酔を行っています。

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その5:鎮静と睡眠 (M.Dr.)


麻酔は眠っているように見えますが、
寝ているわけではありません。
レム睡眠とノンレム睡眠のサイクルもありません。


麻酔から覚めた直後でも、夜になれば寝てしまいます。
脳波の研究によりずいぶん解析されてきましたが、
まだ全容は解明されておりません・・・

Millerの教科書に沿った勉強会でしたが、
麻酔科医にとっても少し難しい内容でした。

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その6:輸液とサードスペース (A.Dr.)


麻酔の副作用に血管拡張があり、血圧が下がります
手術の副作用に侵襲・炎症反応があり、血圧が下がります


そこで、周術期にどれだけの輸液をすればよいか、
どれだけの血管収縮薬を投与するか


SVV(一回心拍出量の呼吸性変化)や
PPV(動脈圧波形の呼吸性変化)といった
指標を参考にしながら麻酔中の管理を行っています。



2015年3月18日水曜日

3月のブログ

3月の差入れ


まとまった連休はありませんが、
小豆島土産と、


宝塚のお土産をいただきました。

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今月は、Drクラーク向けの研修会がありました
普段は外来での診察の補助にあたっているため直接は関わらないのですが
麻酔科も研修として知って貰うということで、


外来で病気が見つかった患者さんが、どのような流れで手術になり
その時に受ける全身麻酔にはどんなリスクがあるかを
説明いたしました


手術の安全のためにも、
麻酔科控え室でこれだけモニターしております



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勉強会その1
専門医制度の移行について


麻酔科だけでなく、
外科・内科・その他すべての科において
新たな専門医制度がはじまります


日々の臨床にも、専門医の試験にも、
麻酔科学会のHPにある各種ガイドラインを
熟知することが必要です


勉強会その2
こちらは、薬剤についての研修会です
今回は、薬剤部からの出張で、薬剤に関する法的根拠をお話いただきました 


勉強会その3
Miller's anesthesia から、Chapter 37
麻酔のリスクについて 


Miller's Anesthesia からの抜粋ですが
30年前のヨーロッパの資料で
手術の死亡率 1/1957人、麻酔の死亡率1/13207人というデータがあります
もちろん、麻酔の技術、機械の進歩によって安全性は向上しておりますが
全身麻酔とは危険なものであるということを改めて認識して
手術室の安全を追求しないといけません