本年最後の勉強会のタイトルは
「軽症だったはずなのに…」です。
毎日さまざまな人が手術室に来られますが
心臓のリスク、糖尿のリスク、手術のリスクetc
麻酔科は日々、いろいろな合併症のリスクと戦っております。
そんなリスクのなにもない患者さんだったはずが
Aラインのトランスデューサーの位置異常により
どつぼに嵌った症例の紹介でした。
Aラインというのは、麻酔中に橈骨動脈に刺すモニタリングのための点滴です
動脈の血圧だけでなく、大動脈弁の閉まり具合や動脈の性状を感じ取ったり
呼吸による血圧変動から体内の水分のバランスを感じ取ったり
麻酔科医にとってはなくてはならないモニタリングの一つですが
落とし穴に嵌らないように、教科書の症例を用いて勉強会をしていただきました。
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恒例となりました、庭園のライトアップ写真で締めくくりです。
来年も良い年でありますように~