今年度もこのブログでは、近況報告&勉強会の報告を継続します!
まずは小児の麻酔・・・
0歳~5歳の乳幼児の麻酔は
麻酔科専門医であってもより緊張を強いられる症例です
当院でも、1歳前後の患者さんの手術は多数おこなっております
今回は、小児の麻酔について
解剖学的な特徴、小児の麻酔の導入方法、
起こりやすいトラブルなどをまとめていただきました
”ラリンゴスパスムノッチ”
麻酔を「かける」ときもたいへんですが、麻酔は「覚ます」ときも苦労します。
抜管後の喉頭痙攣は麻酔科医の皆さんは経験あると思いますが
教科書的にはここを押さえると・・・・うまくいくみたいです。
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若いDr.からは「ACLSについて」の発表です
日本の麻酔科専門医を取得するには、
ACLSという救急蘇生の講習が義務化されています
あくまでアメリカでの「お作法」であって国によって違うようなのですが、
日本でもこれをベースとして、
麻酔中の心停止etcのトラブルに対応しております
最終的には現場の判断で電気ショックをかけます
手術室内ではほとんど出番のない除細動器が待機していますが
個人的には今後も当分出番がないことを祈っております。
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もう一つのお題は「せん妄」
こちらはICU関連の話題になりますが
全身麻酔においても最近手術後の認知機能について
話題となることが多くなってきました。
昔に比べれば手術中のトラブル・麻酔中のトラブルに
きちんと対処できる時代となり
今後は麻酔科は手術後の経過に目を向けていく時代となるようです。
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