今年もインフルエンザウイルスが猛威をふるう季節
京都市立病院の麻酔科および手術室スタッフも若干名
残念ながら猛威に呑まれてしまいました
1週目に2名、2週目に2名および看護師1名がお休みしました。
もちろん、感染が広がらないように診断から数日間は出勤停止となりますが、
そんな中、ほぼ1人前の働きを見せる専攻医さん
フルで活躍していただき頼もしい限りです
お陰で手術もお断りすることなく、滞りなく進んでおります
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2016年の勉強会:その2
Miller Chap.71 肥満手術の麻酔
今回は、Millerのなかから肥満手術のチャプターを勉強しました
京都市立病院ではまず見かけませんが、
世界的にはBMI40以上のかたにむけた
胃を縮小するという手術があります
もちろん、そういった手術も全身麻酔や硬膜外麻酔を行っているようで
そこで得られたデータは、
一般的な手術の麻酔にも応用されております
そういったデータの一つ
挿管時にできた無気肺が、その後のリクルートメント手技でどう改善するか
改善した後、PEEPの有無でどう維持されるかです
単回のリクルートメント手技だけでなく、PEEPが重要なようです
無気肺以外にも、感染率などに差がでてくるようで、
いざ手術!となった時のためにも
日頃からの健康管理の重要性を感じられました
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