京都市立病院機構 麻酔科ブログ
2017年1月24日火曜日
筋弛緩薬とTOF-WATCH
今回の勉強会は、基本に戻ってTOF-WATCHについてです。
手術中は、筋弛緩薬によって呼吸と筋肉の動きをとめております。
京都市立病院では、ロクロニウムとサクシニルコリンという2種類の薬を常備しておりますが、
↓サクシニルコリン(通称サクシン)はほとんど使っておりません。
今回は、基本にたちもどって筋弛緩モニター
「TOF-WATH」の使い方と
ロクロニウム・ブリディオンの関係を
研修医さん&これから専門医を目指す人向けに解説
となりました。
2017年1月23日月曜日
とある当直の日のお話
京都市立病院は麻酔科も当直業務についております。
病院内は一定の温度に空調が設定されておりますので
あまり屋外の変化にきづかないもので・・・
朝おきて外に出てみれば、
ここはどこの雪国!ですかといったとある日曜日でございました。
2017年1月18日水曜日
手術室外での気道確保
京都市立病院麻酔科ブログでは
ブログでは近況を織り交ぜつつ、
院内勉強会の紹介などをおこなっております。
今回のテーマは「手術室外での気道確保について」
ICUドクターからお話していただきました。
手術室では、麻酔科医は毎日のように「挿管」をおこなっておりますが、
一歩手術室の外に出ると毎日の医療行為が格段に難しくなることが
論文においても指摘されております。
京都市立病院の集中治療室に運ばれてきた挿管患者さんをもとに
手術室外ではどういった場所でどんなケースで挿管されていたかを
まとめていただきました。
もちろん、その中には麻酔科医が呼ばれて駆けつけたケースもあります。
さきほどの論文から、挿管困難を改善するには・・・
といった考察も付け加えて、
緊急気道確保について復習となりました。
2017年1月4日水曜日
2017年明けましておめでとう御座います
新しい年になりました
本年も、京都市立病院麻酔科部門を
どうぞよろしくお願いします。
2016年もたくさんの患者さんにきていただきました
ざっと2900件近くの麻酔症例がありました。
件数の割合をグラフにしてみました。
外科が1/4以上を占め、耳鼻科・整形外科・泌尿器科の
手術の麻酔管理が上位となっております。
あくまで件数別のグラフですので、
手術室滞在時間(=仕事量?)別にすると
長時間の手術が多い外科や脳神経外科の割合が変わってくると思います。
短い手術から長時間にわたる手術まで、
患者さんにとっては1つの麻酔ですので
安全を心がけ、安心して手術室に来ていただくよう
これからも頑張っていきたいと思っております。
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