2016年勉強会 その19
「硬膜外麻酔時の偶発的硬膜穿刺について」
腹部の手術をうける患者さんは、
多くの場合全身麻酔のほかに硬膜外麻酔を併用いたします。
この麻酔は、 背骨(脊髄)の近くにカテーテルを入れ、
手術の後の鎮痛をしっかり行うことで、回復が早まるといった麻酔です。
この硬膜外麻酔でですが、1%(100人に1人くらい)の割合で
穿刺針で硬膜に穴を開けることがあり、
手術後に頭痛・下肢のしびれなどを訴える患者さんがでてきます。
(症状は1週間でよくなりますのでご心配なく!)
そういったデメリットと、
それでも硬膜外麻酔がこれだけ普及したメリットと
研修医さんに簡単にまとめていただきました。
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