9月の勉強会は・・・
その1:Miller's Chap.58 エコーガイド下神経ブロック
神経ブロックを行うには、
まずはエコー機器の特性を知らないといけません。
アーチファクトと目的物を見間違わないようにします。
これは神経ブロックのみならず心臓エコーでも必要な知識で
みなさん真剣に聞いております。
後半は、代表的な神経ブロックの具体例。
毎日のように手術室では神経ブロックが行われていますが
指導医からの実践教育だけでなくスライドでのカンファも有用です。
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その2:Miller's Chap.45 心血管モニタリング
全身麻酔の患者さんの多くで
手術中に動脈圧測定をおこなっております。
Aラインと呼びますが、その波形を見るだけで
麻酔科医は患者さんの状態を把握できます。
収縮期血圧の数字が120なのか140なのかではなく、
ノッチがあるのが、二峰性なのかetc・・・
さらに大きな手術になると、
中心静脈圧の測定を行い、
a、c、v、yポイントの波形を観察することで
心臓の状態を把握しております。
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その3:Miller's Chap.91 低圧環境(宇宙)での麻酔
日本にある手術室はそのほとんどが海抜1000m以下の場所にありますが、
世界には高度2000m以上に人が住み、首都があり、病院がある場所があります。
そんな高地での麻酔をする場合、
そして飛行機などの低圧環境下での呼吸生理学、
果ては宇宙で挿管することになったら
ということを真面目に議論しているチャプターでした。
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