京都市立病院の麻酔科は2015年度も継続して
勉強会(月曜日の症例検討会と木曜日の英文抄読会)を
勉強会(月曜日の症例検討会と木曜日の英文抄読会)を
おこなっております
第一週目はさすがにお休みということで、
まずは新任のDr.sに管理薬剤の研修会です。
まずは新任のDr.sに管理薬剤の研修会です。
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4月の勉強会その1:透析患者の麻酔
腎不全による透析導入中の患者さんの
手術中の輸液管理についての症例検討会です。
透析導入中の患者さんは、カリウムが蓄積するので
手術中もカリウムの数値に非常にシビアです。
カリウムを含まない輸液として1号液、生理食塩水、
カリウムを少量含む輸液に細胞外液(リンゲル液)がありますが、
教科書的には術中輸液の指定はありません。
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4月の勉強会その2:Miller Chap.64 慢性痛について
全身麻酔を施行するに当たって常々考えていることが
「鎮静、鎮痛、循環動態」です。
(三つ目は筋弛緩という説もありますが・・・)
今回は、痛みの機序という点から
基礎的な事項(発痛物質、神経受容体、神経伝達経路など)の説明でした。
臨床にどうつながるかというのはまた次回に持ち越しです。
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