2015年4月21日火曜日

4月のnew face

今週は、新しいAラインキットの説明のため
勉強会はお休みです


京都市立病院の手術室にも
来月からエドワーズ社の閉鎖式Aラインキットが導入されます


このページを見ているかもしれない研修医さん向けの説明になりますが、
①患者さんから一番遠いコネクタから血液を逆流させる
②血液で満たされた回路をクランプする
③クランプより患者さん側から採血をおこなう

といった手順になります


こちらは以前から使用している、静脈ラインの閉鎖式キットです
色分けされており、間違うことはほぼ無いとおもいます

新しいAラインキットの導入により、手術室で三方活栓を使うことがほぼ無くなりました
研修医や看護師さんに、三方活栓の使い方を改めて教育する必要があるのか無いのか
各施設でどうしているのでしょうか・・・

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こちらもNew face

5月末から電子カルテが更新されます
NECのカルテ→Fujitsuのカルテに移行するため
練習用の新しい端末がお目見えしました

2015年4月16日木曜日

4月の麻酔勉強会その1

京都市立病院の麻酔科は2015年度も継続して
勉強会(月曜日の症例検討会と木曜日の英文抄読会)を
おこなっております

第一週目はさすがにお休みということで、
まずは新任のDr.sに管理薬剤の研修会です。


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4月の勉強会その1:透析患者の麻酔

腎不全による透析導入中の患者さんの
手術中の輸液管理についての症例検討会です。



透析導入中の患者さんは、カリウムが蓄積するので
手術中もカリウムの数値に非常にシビアです。


カリウムを含まない輸液として1号液、生理食塩水、
カリウムを少量含む輸液に細胞外液(リンゲル液)がありますが、
教科書的には術中輸液の指定はありません。

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4月の勉強会その2:Miller Chap.64 慢性痛について


全身麻酔を施行するに当たって常々考えていることが
「鎮静、鎮痛、循環動態」です。
(三つ目は筋弛緩という説もありますが・・・)


今回は、痛みの機序という点から
基礎的な事項(発痛物質、神経受容体、神経伝達経路など)の説明でした。
臨床にどうつながるかというのはまた次回に持ち越しです。

2015年4月6日月曜日

2015年4月 新年度です!

2015年度がはじまりました。
4月から院長も交代しまして、新体制のスタートです。


京都市立病院の麻酔科に新しく加わったのは
頼りになるベテランママの S.Dr、
大学院でたての元気あふれる Y.Dr、


大阪で心臓外科の麻酔もばりばりこなしていた M.Dr、
研修医から引き続き、病院を支えてくれる H.Dr の方々です。
 詳しくは、病院HPをご参照いただきたいと思います。


数日のオリエンテーションを経て、本日麻酔業務開始です。
この日は、山口大学から学生さんも病院見学にこられていて
将来の研修先を悩んでられました。

学生さんたちは夏頃に研修医として働く病院を決めるのですが
それまで病院見学まだまだお待ちしております~
(詳しくは病院HPまで)

2015年4月1日水曜日

2015年度がスタートしました

本日より、新しい年度がはじまります。

新しく麻酔科に加わっていただけるのは
Sa.Dr Ya.Dr Mo.Dr の3人です。
本日は研修で不在のため、ブログやHPで紹介できるのは
まだしばらく先になりますが・・・

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3月末には、看護師さんと合同で
手術部の送別会をおこないました。


麻酔科の退職は S.Dr、Ko.Dr、Ki.Dr らと、3人でした。
京都市立病院での経験を糧に、
新しい病院でも心優しい麻酔で多くの患者さんを支えていく予定です。


看護師さんからお菓子の詰め合わせ


Ko.Dr からは飛騨高山のかきもち 
Ki.Dr からはヴィタメールのチョコレートを
退職の挨拶にいただきました。


年度末まで手術がびっしりのため、
みなさん最終日まで勤務していただきました。
一年間ほんとうにありがとうございました。