2014年8月16日土曜日

先週のkch麻酔科

kch麻酔科では、月曜日・木曜日に研修医・専攻医むけの勉強会をおこなっております。
医学の進歩により新たな麻酔薬、麻酔機器、麻酔法が進化してますので
研修医・専攻医のみなさんと一緒に指導医たちも研鑽の日々です。

月曜日は最近手術室で経験した症例検討会で、
合併症をもつ患者の麻酔方法などです。

木曜日は最新の英文教科書、論文などをベースにした、
抄読会形式です。



先週の勉強会
「手術中におこった喘息発作」
数年間発作が無い状態でも、麻酔・人工呼吸の刺激により再発することもあり、
薬の種類(ステロイド、ネオフィリン、β刺激剤)などの、
投与経路、タイミング、量について再確認をいたしました。

「Coagulation」
抗血栓薬(抗凝固・抗血小板薬)のまとめでした。
ここ数年で使用されるようになってきた薬剤
(フォンダパリヌクス、エドキサバン、リバーロキサバン、アピキサバンなど)
を含めて、周術期の休止や橋渡しの取り扱いや、
HIT(heparin induced thrombocytopenia)など関連疾患の紹介でした。

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