11月は臨床麻酔学会がありました
麻酔科としては日本麻酔科学会の次に重要な学会です
当院からも、若手の医師を中心に臨床にかかわることを発表しております
~~~~~
11月の勉強会の報告
1.麻酔後のせん妄とデクスメデトミジン
手術後、麻酔後、の合併症として
近頃はせん妄が取り上げられることが多くなっております
それだけ麻酔の安全性が向上してきており、
クオリティが求められるようになってきたということですが
今回はデクスメデトミジンを投与すると改善するという研究報告でした
2.喘息患者の麻酔管理
たまに~やってくる喘息トラブル
今回は、喘息の既往歴がない患者において
全身麻酔&気道管理により喘息が発症したという
希な症例があったので検討会をおこないました
3.帝王切開中の心電図異常
帝王切開の手術ではアトニンという薬剤を使用します
子宮収縮のための薬剤ですが、副作用の全身変化に
麻酔科はつねに注意を向けねばなりません
といった報告でした
4.小児の硬膜外麻酔について
京都市立病院では基本的に小児の硬膜外麻酔は施行しておりません
他の施設では行っているところもあり、
4.小児の硬膜外麻酔について
京都市立病院では基本的に小児の硬膜外麻酔は施行しておりません
他の施設では行っているところもあり、
小児でも痛みの強い手術には適応があるのでは?
という視点でリスクについて再検討いたしました
という視点でリスクについて再検討いたしました