2016年1月19日火曜日

勉強会:Stewart approach

前後しましたが、昨年末の勉強会です

Miller 勉強会 Chap.60

酸塩基平衡


麻酔科医として、酸塩基平衡は知っておくべき知識の一つです。
専門医試験にもばっちりでてきております。
従来からPaCO2とHCO3-からpHを考えるというのが一般的ですが・・・


最近ではStewart approachという手法で考えるという内容です。
ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムという強酸と
クロール、ラクテートの弱塩基との差”Strong ion difference”
がpH決定の重要な要素であるということです。


TOTは、アルブミン、リン酸などの弱酸です。


pHが酸性やアルカリ性に崩れると
体内の酵素の働きが乱れてしまい、
血圧などの循環動態や薬の代謝に大きく影響がでてきます。


麻酔科医も、酸塩基平衡についてよく知っておかなければいけません。


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1月の頂き物



来年度就職を希望されるDr.から
クラブハリエなどで有名な滋賀のたねやさんの羊羹をいただきました
 ありがとうございました。

2016年1月12日火曜日

今年もよろしくお願いします

あけましておめでとう御座います
年始1週目は、お休みの間に運ばれてきていた患者さんの手術もあり
手術室はかなりバタバタとしておりました


そんな中での1月の症例カンファその1です
今回は、耳鼻科手術での・・・
ということでM.Drに発表していただきました



耳鼻科の手術は、頭頸部をよく動かし、
また頭まですっぽりシーツに覆われるので
麻酔科的にはとてもストレスフルです


そんな中で、人工呼吸の挿管チューブがリークする
といった時に、何を考えるか・・・・

原因は、何度も頚部を動かしたために
挿管チューブが抜けてきた!
という危ない症例でした


原因がわかれば、再度挿管をし直せばいいので
大事には至りませんが・・・
耳鼻科は仰臥位の手術が多いのでそれだけは救いです

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年明けにいただきましたお菓子です♪


愛知県のお土産で
ワッフルクッキーをいただきました
クッキーをワッフルの形に仕上げた?ほぼクッキーです


今年も、京都市立病院の麻酔科をよろしくお願いいたします